バットマン（アルフレッド付き）とウルヴァリンとブラック・ウィドウが夢の共演！
CG嫌いとかとは別にクリストファー・ノーランという人は映画らしい映画を撮る人だと思う。頭を使うからボーっと観ていると置いていかれるけど、決してわかりづらいわけではない。何回も観直すようなことをしなくても、2時間観た最後には全てが腑に落ちる。
“魔法”も“手品”も“magic”であり、加えて“科学”もさえも直面する者が理解できなければそれもまた“magic”であるという重厚さと多層性。
ノーランお得意の時系列使いが効いていて、“そうだと思った”では終わらせてくれない作品。
ニコラ・テスラ役にデヴィッド・ボウイを引っ張り出しておいて、エンドロールはトム・ヨークってのも贅沢であり、また上品でもある。
