プレステージ。音。時間。哲学。人の心。いたちごっこ。男と女。真偽。ヒュージャックマンなんならグレイテストショーマン。スカヨハお美しいねぇ。中身と見せ方。マインドコントロールとミスディレクション。しかし分からないどういうこと〜。説明があるようでないノーランらしいのかなと思いました。
**********
表面的なところからまずは。
テスラと電気ってこれ偶然なのかな。
嫉妬。復讐。勝負。
タイトルのイメージから、勝手に卑猥な話だと思ってました。
**********
正直、最後のトリック未だ理解できていませんが、それでも最高だったのは、私の価値観に関係すると思ったからでして、自分の経験とか感情とリンクする映画は、見るタイミングによって印象が変わるなと改めて思う。
さて。
こちら、勘違いだったらそれはそれで恥ずかしいけど、まあいっか。幸せと同じで、思ったもの勝ちということで。
ここ最近、自分の中で世紀の大発見がありまして、これに関係している話かと思うと、非常に感慨深い。
クリストファーノーランっていつも
「※自己言及」「メタ」をテーマにしてるんじゃないかと思う。
インセプション、インターステラー、ダンケルクなどなど。
これ、私が6〜7年感じていたモヤモヤが解決された、EUREKA的出来事なんだけれども、まさにこれを扱ってる映画なんじゃないかなと。
嘘というテーマとか、時間ループというテーマとか、次元というテーマとか。
私のこの仮定が正しいとすると、私の感覚とノーランの感覚が似ているということになる…
というおこがましさスミマセン。
※自己言及とは、自然言語や形式言語で文や式がそれ自身に言及すること。
ネットの引用だが例えば、以下。
・『張り紙禁止』と書かれた張り紙
・『静かにしろ!』という怒鳴り声
・『例外のない規則はない』という規則
・『その質問には回答しない』という回答
・『ありえないなんて事はありえない』という台詞
・『映画の存在価値とは』を問う映画
など…
私が自己言及のパラドックスの存在に気づいたのは大学院の頃の就活時期、
「説得力」を説明する時だと思う
メタ次元の考えを知ったのは、
大学2年の授業、某広告代理店Dの人が
「オーシャンズ11」の例をとって話してくれて、その人が「メタ的に物事をみること」と、言われたとき。
論理的に説明する、ということを論理を使って説明しようとするのは、まさに自己言及のパラドクスをはらんでいる。
そう思うと、論理性は必ずしも万能ではなく、私が常々思ってきた「直感的に動くこと」も価値あるものだと思った。
とにかく、クリストファーノーランの素晴らしさ。
メタ、それを絶妙に分かりにくく、かつ分かりやすく表現する映像と音楽。最高。
この感動を、話したい。
議論したい。共有したい。
**********
Are you watching closely?
You have to bring it back.
Yes I know , that's why I'm here.
Showman
I just don't know.
Who's gonna believe you?
TESLA
US
Keyword is a method.
Secrets are my life.
pledge,turn and prestige
I want you to be honest with me.
No tricks, no lies, and no secrets.
Do you love me?
Prestige exactly.
That is the truth.
追記**********
ネットのネタバレ解説を読んで、
あの機械の意味を知ったら
なーんだSFじゃん
と思ってしまった。
まさに彼の言葉そのもの。
けれども、結論としては変わらず、
やはり最高でした。