WestRiver

プレステージのWestRiverのレビュー・感想・評価

プレステージ(2006年製作の映画)
3.8
名作SF映画ランキング100選を鑑賞中。しばらくSF映画の感想が続きます。
第71位「プレステージ」
(http://makemyself.blog64.fc2.com/blog-entry-778.html)

19世紀末のロンドン。
ボーデン(クリスチャンベール)はライバルであるアンジャー(ヒュージャックマン)の瞬間移動マジックを調べるため、彼のマジックの最中に舞台下に侵入する。するとアンジャーはボーデンの目の前で、水槽に落下し、溺死してしまい、ボーデンは殺害容疑で逮捕されてしまう。
遡る事数年前、この2人の間には切っても切れない深い因縁があった......

大好きな映画です!妻を奪われ名声を奪われ助手を奪われ娘を奪われ......復讐に燃える2人の手品師による騙し合い対決!
これはある意味青春映画なのかもしれません。

ストーリー運びの上手さはさすがノーラン。どちらにも感情移入できるようバランス良く脚本が練られております。

にしても段々と復讐が過激になっていくのが恐ろしい!
手品って大体サクラが用意されてるもんだと思っていたのですが、あんな風に本当に見ず知らずの第三者がステージに上がる事ってあるんですかね?

さて、この映画では瞬間移動マジックに焦点を当てられております。ボーデンの方は理解ができるのですが、アンジャーに関してはちょっとトンデモビックリなSF要素が入っていて納得できなかったです。仮にも舞台は19世紀末なのに。
SF映画に括られているのはそういう事か。
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