【すごく良かったのだけど…】
ものすごくリアルにアイルランドの貧困層を描いていた。本人にはどうしようもない現実、貧困に無責任で飲んだくれの駄目父親。この父親はすごく見ていて腹が立ってくる。家族のために真面目に働いてきた息子も酒を飲むと父のようになってしまうシーンは一番印象的だった。
実際、この映画が上映された際は、監督自身がスラム街で暮らした経験があるのではないかとまことしやかに囁かれていたほどだったそうだ。
大学の講義の一環として何回かに分けて見させられたのだけど、重くて画質は悪い、せっかちなのか良く分からんが先生はちょくちょく15秒送りしてくる始末だった。極めつきには、吹き替えにし、さらに勝手に編集して不適切なと思ったシーンをカットしてきた。金曜ロードショーの劣化版みたいなことしやがって!