Kumonohate

密告者のKumonohateのレビュー・感想・評価

密告者(1965年製作の映画)
4.0
産業スパイものと思わせておいて、実は計画殺人ものにスイッチする筋運びがスリリング。そして、殺人事件勃発早々、登場人物の誰もが怪しく見える。しかも、終幕直前まで真犯人がわからない。だから一気に見てしまう。見終わった後、湯に浸かりながら内容をリフレイン。その段になってはじめて疑問が生じる。だが、もう一度見るか原作を読めば解消されるに違いないレベル。つまり、とても面白いということ。加えて、女優は悪女を演るときが一番美人だなと痛感する。
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