矢吹健を称える会

契約殺人の矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

契約殺人(1958年製作の映画)
3.2
 変なショットもあるが、殺人シーンを描かないことで生まれるスリルと、それゆえ画面上では何も起こらないというほのぼの感が、軽妙なBGMと相まってオフビートなリズムを生む。海外でカルト的に支持されているのも頷ける。
 お目付け役みたいな2人の男が現れて、主人公にふりまわされていくくだりが良いと思う。