スローモーション男

アメリカン・グラフィティのスローモーション男のレビュー・感想・評価

アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)
4.5
 「1.2.3.4.5o'clock~🎶」ロック・アラウンド・ザ・クロックが流れながら始まるオープニング。

1962年のカリフォルニア州モデストを舞台に新たな岐路に向かう若者たちの最後の晩のストーリー❗
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のインタビューでクエンティン・タランティーノが本作に影響を受けたと語っていましたが映画の構成が全く同じでした。車のラジオから流れるオールディーズの名曲たち。

リチャード・ドレイファスをはじめ、名優たちの共演であり若者の最後の輝き、古きよきアメリカの最後が写し出されます。ジョージ・ルーカス本人の話なのでより面白い。

最後は、夜が明けて新たな旅立ちが訪れる。
後の「スターウォーズ」でルークがミレニアムファルコンに乗って宇宙へ旅立つシーンとそっくり!
彼らの旅立ちはアメリカの悲惨な現実と戦いに向かって突き進むのですね。