すずき

それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星のすずきのレビュー・感想・評価

3.3
ヘンテ星では、ヘンテ・エネルギーと言われる物質からエネルギーを取り出し、1000年の繁栄を享受してきた。だが現在は、ヘンテ・エネルギーが底を付きかけ、その生成技術も失われいた。1000年の平和の中、堕落してしまったヘンテ星人は打開策を示すことも出来ず、ただ衰亡を受け入れるのみであった。
ヘンテ星の危機を救おうと、唯一動き出したのが、いたずらっ子のココリン。彼は故郷を救うことの出来る「ヒーロー」を求めてアンパンマン達の住む星にやってくるが…

オープニングは毎度恒例、ばいきんメカvsアンパンマンのバトルを、熱のこもった作画+街の子供達が主題歌を歌って応援する。
そんでココリンがいろいろあったあげく、ジャムおじさんに力になってもらうが、ちょっと問題児。
で、ばいきんまんの悪事に利用される…と完全にテンプレ展開、いつものアンパン映画。
…かと思いきや、クライマックスのラスボス登場~撃破の流れは珍しいパターンで、ちょっと新鮮。
ラスボスは例によって状態変化系の一撃死の技持ち。ここも、ジャムおじさんが攻撃食らってパンが焼けない!のお決まりのパターンだけど、そこからの展開も、伏線を拾ってきて良かった。