ゆっきー

ローリング・サンダーのゆっきーのレビュー・感想・評価

ローリング・サンダー(1977年製作の映画)
4.0
ベトナム戦争の後遺症で心が死んだ人間。アメリカに帰還し、息子と妻をチンピラに殺されても心が死んでるので動じない。死ぬ口実探しも兼ねた義務的な復讐。『ワイルドバンチ』のリメイクのような映画である。本作もメキシコとアメリカの国境を舞台にしている。

妻子が殺されてるのに墓参りのシーンがない、というかしていない。これが並の映画でない感醸し出している。
ベトナムでの7年間、毎日的に拷問を食らっていたので痛みになれすぎておりチンピラの暴行を受け付けないっていうのが面白い。

あとディヴェインに付き合うトミーリージョーンズ(若い)の朴訥とした風貌が最高。
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