戦争に巻き込まれた友情と愛情の物語。指輪を地中から発見した15歳の少年の無垢さ(無知さ?)と戦争を体験した人々の対比がうまい具合にいい影響をあたえていたと思う。
戦争を憎んでいる主人公の演技がいい感じだった。物語の最後の最期にやっと涙を見せた主人公。よりによって愛した夫テディの友人との結婚生活の裏で、どれだけ辛い気持ちを押し殺してきたのか。永遠のゼロと同様の展開(主人公の妻と、直接の友人が結婚する)だったけど、こちらは妻がどうしても幸せな様子ではないという両極端な描かれ方で、正直な感情を見せてくれた印象。