2018/08/09
学内ヒエラルキーを扱った傑作青春映画。
誰だって悩みはある。同調圧力、プレッシャー、虚栄、孤独、実存。
決して心を通わせることのなかったはずの5人が偶然にも関わり、他を知ることによって自己を見つめなおすというストーリーはグサグサと若い頃の傷をえぐり出す。
誰のようだったというわけでなくても、何かしら悩みのある人なら心当たりがあるはず。
全てをさらけ出すようなダンスシーンは最高。
ラストに恋愛の方向に行ったのが微妙にひっかかるが(特にヤンキーとお姫様)、やはり独白のシーンは素晴らしかった。