Ryo

クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望のRyoのレビュー・感想・評価

4.1
子供の頃見て全然面白くないと思ってたけど、今見たらロマン溢れる大傑作だった。クレしんシリーズで一番子供向けでないのはこの作品かもしれない。

前半パートは戦国時代を旅する現代人の野原一家と吹雪丸。その前に立ちはだかる刺客たちの渋いロードムービーとして秀逸。ここでハマらなかったらまず置いてけぼり。

後半はタイムパラドックスやパラレルワールドのSF要素+子供の想像力でしかフルパワーを出せない未来のアイテムというファンタジー要素。TVにちらつく不穏なサブリミナルに巨大ロボットのプロレス。普通の人なら更にとっつきづらい。

これはオタクしか楽しめない映画。
Ryo

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