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時計じかけのオレンジのamokのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
4.3
毒々しく刺激的な衣装とインテリア、そして、キャラクターが、バンッとでてきて、異様な雰囲気で幕をあげる。
そのイメージ通りの、イカれた暴力と快楽の世界が広がる映画でした。

とにかくアレックスが率いる不良グループがめちゃくちゃ。
真夜中に街へ繰り出し、暴力やレイプを繰り返す。
そして、絶望や恐怖や怒りに身悶える表情をみて快楽に浸っている。
不謹慎ながら、アレックスたちが暴れる姿をみて、スカッとした気分になってしまった。

特に、敵不良グループとのバトルが凄すぎる。
あまりのインパクトに思わず笑ってしまった。
椅子や机、ビンや窓ガラスまで使って思いっきり殴りつけている。
勢いよくダッシュしての飛び蹴りや、頭から窓に突っ込んでガラスを破る人もいる。
絶対打撃が当たってるし、アクロバティックなシーンも多く、本格的なアクション映画よりもずっと爽快だった。

前述のバトルシーンにしても、アレックスの更生のために行われるルドヴィコ療法にしても、映画に嘘がない。
こんなにギャグみたいな世界なのに、嘘がないからより深いインパクトが生まれるのかもしれない。

これからは、誰かにムカついたり、鬱憤がたまったときにはこの映画を観ます!
ストレス発散は『時計じかけのオレンジ』で決まりです!!