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時計じかけのオレンジのNessのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.9
暴力描写をリズミカルに、軽快に描くことで奇妙な雰囲気を醸し出す作品です。

激しい暴力衝動と性的衝動を持つアレックス、その仲間、家族、被害者達、新たな更生プログラムの被験者として利用しようとする医者やイメージ利用する政府をめぐる複雑怪奇なストーリー。物の配置、カメラワークや音楽選びのセンスがさすがキューブリック、と感じました。

単純に面白い・面白くないでは説明できない、この映画を観なければ得られない感覚があります。
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