パケほ

時計じかけのオレンジのパケほのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.9
目がチカチカしそうで、どこかオシャレで。始まりからイカれた映画と思わせるところが満載で、進むにつれて考えるような内容。

善悪が分からんくなる感じ。
所詮、戦争と同じでどこからの目線で正しいのか。世間一般での悪を見せられて嫌悪感を抱くけど、だんだんと肩を持ってしまいそうになる自分がいる。
自業自得ではあるが、人間誰しもが持つ(持っているであろう)暴力的な部分や汚いところを無くしたところでと突きつけられたような気になる。
悪いことやけど、持ってないの?って訴えられたような。本能だろ?って怒られてるような。(許されるべきではないが。)
雨に唄えばのところは音楽の怖さも感じるかもしれない。真逆のことなのにどこか心地良さまで産んでしまうのでは?

選択出来る以上、無くならない。
逆側は悪だから。
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