太田康裕

時計じかけのオレンジの太田康裕のレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
4.0
午前十時の映画祭で。
2001年宇宙の旅はスクリーンで鑑賞して僕の中で全く評価が変わったのだけど、コレも同じ。
キューブリックは明らかに「スクリーン」を意識して作ってて、だからこそ午前十時の映画祭でスクリーン鑑賞できた喜び。

個人的には作家の家でカメラが横移動すると、初めは奥さんがいるのだけど2度目は違う人物がいる。とか、主人公が立ち寄ったレコード屋に「2001年宇宙の旅」のサントラが並んでるとか結構小ネタやギャグがあってそれが意外だった。

原作者はこの結末気に入らなかった様だけど、映画としては最高の結末だと思う。