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時計じかけのオレンジのsoffieのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
1.0
学生時代から映画好きだった私に
友達が「きっと気に入る」と勧めたけど
ストーリーを聞いてずっと
見るのをためらっていた。
それからも何人かの友人に勧められ
このFillmarksのアプリ内でも評価が高いので見てみた。

感想、思った通りの胸糞悪さ。
ソシオパスとナルシストを掛け合わせた
サイコパスの映画。
知性と教養がある分、
作品として「ハンニバル」の方がずっとまし。

スタンリー・キューブリックの作品だから最後まで見たけど不快感しかない。
(そもそも主人公の顔と声が最も嫌いな
タイプなのが大きな原因かもしれない)

友人達は、なぜ私がこの映画を私が
気に入ると思ったのか心底不思議。

あまりの胸糞悪さにかえって忘れられない作品、が故にいろいろ考えてみた

ある時、ハリウッドのとある監督のInstagramに
この「時計仕掛けのオレンジ」のポスターがUPされていたのだが、
そのポスターは主人公が男性ではなく
セクシーな女性になっている
パロディポスターだった。

その時、ああ、この映画の主人公アレックスが男ではなくセクシーな女の子で
女子ギャング集団が男どもを散々残酷に弄んだら、それは「デス・プルーフ・イン・グラインイドハウス」ばりの後味スッキリ爽快映画になるじゃん、そっちなら面白そう…!

と思った私は特にフェミニストという訳では無いが
そんな想像をして一人納得した。

そしてスタンリー・キューブリック監督がこの主人公アレックスの設定年齢を15歳としている事を知って
やはり胸糞悪くなった…。
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