もこ

時計じかけのオレンジのもこのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.9
オシャレな若者を気取りたかった頃に見て、メイクとファッションとインテリアばっかり見てました。
まず造語?が頭に入ってこなかった。
アルトラとかトルチョックとか、まぁ見てたらわかるんだけど。
ウルトラバイオレンスだったんだなぁ。(そのまんまじゃん。。。)

今見て、構図の素晴らしさに気付きました。
あと音楽。
暴力とクラッシックの謎の融和、さらに雨に唄えばへの冒涜でしかない使い方。笑
善も悪も、結局は権力者で左右されてどうにでもなっちゃう、そんな皮肉に満ち溢れた作品だったと思います。
小説家のオジイチャンとかアレックス以上に振り回されてたもんな、、、

やりたい放題暴れまわってたクソガキ、アレックス。とうとう実刑くらって服役してたんだけど、【なんか新しい矯正プログラム受けて真面目になったら解放されるらしい!】っていう話きいたんでちょっと悪知恵絞ってそれ受けて、自由になろうと思います。シャバに戻るんだぜ〜!
、、、で、戻ったら戻ったで大変でした、、、
みたいな話でした。
(超絶意訳)

間違っても気分が良くなる内容ではないけど、ミッドセンチュリーに興味がある人は見て損は無いとは思います。

あの警官2人はその後も警官なんだろうか、、、
アレックスの最後の顔の変化も怖かったが
警官のほうがホラーショウだよ、、、
もこ

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