時計じかけのオレンジの作品情報・感想・評価

時計じかけのオレンジ1971年製作の映画)

A CLOCKWORK ORANGE

製作国:

上映時間:137分

3.8

「時計じかけのオレンジ」に投稿された感想・評価

芋

芋の感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

暴力的な表現には目を瞑りたくなるものもあった。その中で使われる色彩や芸術品から、アレックスがその行為にどういった感情を持っているのか読み取れる作品だったと思う。自分の行ったことが巡り巡って自分に降り注ぐ。アレックスに同情してしまうようなシーンもあるが、アレックスは過失致死という大きな罪を犯している。その罪を踏まえた上で彼に同情なんてしてはいけないのか、それとも釈放された彼を1人の人間として考え同情するのかと考えさせられる映画だった。後者の理由としては加害者だった彼が政府の手によって人格を改造され自殺願望が芽生えてしまう被害者となったことが一番の大きな理由だろう。この映画には許しなどなく、人というものについて深く考えさせられた。
sakuranvo

sakuranvoの感想・評価

3.5
暴力映画じゃないか!!!雨に唄えば( ˶ ᷇⚰︎ ᷆˵ )
始めはアレックスに絶大な嫌悪感を抱くにも関わらず、ラストには”完全な彼との再開”に歓喜する。
本作の主人公であるアレックスは非常に暴力的な無法者である。その為、物語前半で暴力を振るいまくる彼には全く同情できない上に気分が悪くなる。
しかし彼らが生きる世界が非人間的なディストピアであると示される後半、その世界に抗う人間的な存在こそがアレックスなのであると観る側は気付かされる。だからこそ最後に洗脳を解かれて復帰した彼に我々は喜ぶのであり、本作が完全なピカレスクロマンとして成立するのである。
また本作はルドヴィコ療法を通じて示した「人間はどう改心すべきか」という普遍的な問いに対する解答を、刑務所の牧師のキャラクターをもって示しているのも面白い。
他にもキューブリック監督作独特の美術や、原作から引き継いだナッドサット語の設定も魅力的で興味深かった。
CK

CKの感想・評価

3.8
視覚的効果が優れている。
EIPiE

EIPiEの感想・評価

2.7
オープニングが1番印象に残った、あの狂った雰囲気を漂わせた感じ、そして音楽は聴いた瞬間に『シャイニング』と同じ人だと気づく、不気味。

ただ少しずつ話に置いていかれ、中盤から終盤にかけては退屈に。

あのカタカナ字幕は理解したかった。

終わり方はまぁ「なんやそれ」って感じ笑
tjZero

tjZeroの感想・評価

3.9
雑誌『キネマ旬報』が創刊100周年企画として、1970年代の洋画ベストテンを発表しました。

10位…『地獄の黙示録』

7位(同点)…本作、『JAWS』、『ミツバチのささやき』

6位…『未知との遭遇』

4位(同点)…『旅芸人の記録』、『ゴッドファーザー』

3位…『スター・ウォーズ』

2位…『ダーティハリー』

1位…『タクシードライバー』

キネ旬にしては、エンタメ度の高いチョイスですね。
大健闘は#2でしょう。好きな映画ですが、この手のランキングではほとんど見かけなかっただけに、うれしい驚きでした。

奇しくも#1#2と、”44マグナムを持ったダークナイトが社会悪を退治する”作品が並びました。
#7の本作と合わせると、閉塞した社会に風穴を開けるような映画が今、求められているのかもしれません。

個人的にテン入りして欲しかったのは、『カプリコン・1』と『ゲッタウェイ』です。
前者は、政府がマスコミを操作して国民をだます、という現代でも充分通用する硬派なサスペンス・アクション。
後者の監督サム・ペキンパーは#2のドン・シーゲルの師匠筋ですし、主演のスティーヴ・マックイーンは70年代を代表するスターなので外せません。

近々、80&90年代のベストテンも発表されるそうなので、楽しみです。
80年代は、今回惜しくもテン入りしなかった『エイリアン』の監督による”ふたつで充分ですよ”が1位でおそらく決まりでしょう。
90年代の方は読めませんねえ。
『タイタニック』がトップになっちゃったらどうしよう⁈(苦笑)
『グッドフェローズ』の躍進を期待したいと思います。

みなさんは、どんな予想をされるでしょうか?
kuri1001

kuri1001の感想・評価

3.0
古い映画だけどそれを感じさせないセンス。内容としては目を塞ぎたくなるようなグロさもあり、二度は観たくないかも。
SF的未来の世界観が面白かった
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