時計じかけのオレンジの作品情報・感想・評価・動画配信

時計じかけのオレンジ1971年製作の映画)

A Clockwork Orange

上映日:1972年04月29日

製作国:

上映時間:137分

3.8

あらすじ

「時計じかけのオレンジ」に投稿された感想・評価

TaKeiteaZy

TaKeiteaZyの感想・評価

3.7
極めて高い反社会性を持つ青年アレックスは、毎夜グルーピーと暴力、強盗、行きずりのセックスに明け暮れる。非道を尽くした彼も、仲間の裏切りにより敢え無く御用となり、懲役14年の刑に処される。政府の施行する実験的セラピーで社会性を回復すれば、早期出所の見込みがあると嗅ぎつけたアレックスはその話に乗るが、それはそれはキツい洗脳めいたもので、そのセラピーを受け、形骸的にも社会性を手に入れたことになったアレックスの行き着く先は...な話。

「ちょ、おま、まだ観てなかったのかよ」シリーズ第一弾です。

キューブリック作品は自身3作目になるな。率直な感想、これマジで50年前の映画なのかよ、いくら時代が経とうとあらゆるベクトル(メッセージ性、アート性)で人を貫く作品ですね。て、安い!こんなんみんな言ってっから!でも、しょうがない。ここまで「高い」と、俺らの感性では届かないから。

ダメなもの、ダメなことのオンパレードこそ人間でしょ、ていうのはやっぱダメだから、無理矢理にでも矯正しましょ、ていうのももちろんダメで、結局ダメなものはダメでしかないのよ人間、て終わらないテクノビートみたいなのが、キューブリックに彩られて鳴り止まない。

これは、ファッションとして世界観をフォローしたくなってしまうわな。つい古着屋で山高帽を探してしまう。という風に皮肉なもので、この作品自体も洗脳性を持ってるんだよね。人はいつも心のどこかでダークヒーローを求めているというのは、50年前から変わらぬカルマなんだなあ。

俺は、ちょっと、目の機械がダメで。あれだけ、ダメ。怖い。目はダメなんだ。おかしいな、サンゲリアとかは平気だったのに。
早送りでサクサクとシてる時、そんな感じの見せ方ってあるんだと思った、アレックスのやってることは糞なのに、世界観が不思議でお洒落で胸糞感が中和されてた。

面白かった!!!
shunji

shunjiの感想・評価

-
俺には世界観難しい。
メメメ

メメメの感想・評価

4.0
ニヒリズム
何の説明もない世界観の印象が強烈でしたが、徐々に人物の背景や状況が見えてきたと思ったらやるせないラストに因果応報を感じた映画でした。
珠々

珠々の感想・評価

5.0
めっっっっっっちゃ好き。キューブリック監督作品の中でいっちばん好き。
強烈なアイロニーとアンチテーゼが織り交ぜられている作品。
古臭さを感じさせない映像で、色使いの美しさだったり、近未来的な雰囲気が素敵だけど、バイオレンスの描写が過激で後味はよくなかった…言わんとしていることは理解できても私は苦手だった。
結局、人間の機械化はできないし、暴力はなくならない。人間の持つ「欲」や「暴力性」を誘発しているかのような映像はとても震撼もの。最後のシーンにはゾッとした。
時が経ってまた観る機会があったとしても、相当な勇気がいりそう。しばらくこのシニーをビディーするのはアピ・ポリ・ロジー。

---memo---
タイトルの『時計じかけのオレンジ』とは、元々ロンドン東部の労働者階級で話されていた「コックニー」と呼ばれるスラングで「表面上はまともに見えるかもしれないが、中身はかなり変」という意味。(「Queer as a Clockwork Orange」”時計じかけのオレンジのように奇妙な〜”という言い回しがある。)
また、原作の作者が一時期滞在していたマレーシアの言葉で、人間のことを「orang」(オラン)と言い、「A Clockwork Orang(e)」=「時計じかけの人間」という風にも解釈できる。
面白い!
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