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八月十五日の動乱のmhのレビュー・感想・評価

八月十五日の動乱(1962年製作の映画)
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新東宝「日本敗れず(1954)」に続いて宮城事件が題材の東映映画。
前半は終戦に至るまでの日本の劣勢ダイジェスト。原爆の演出が鮮烈でこわかった。ソ連参戦、御前会議の実現など。
後半は玉音盤をめぐってのサスペンスに費やされる。
時代劇で鳴らしていたころの東映なので撮影・演出が豪華だった。まだ若くて鶴田浩二がかっこいいだけど、相変わらずこめかみぴくぴくしてた。どういうくせだよ。我慢しろよと毎回思っちゃうのやめたい。
この五年後に公開になる東宝の「日本のいちばん長い日」が、傑作になるための捨て石という認識で間違ってないと思うんだけど、なかなかどうして見ごたえがあった。
「日本敗れず」はVHSをダビングしたものがどっかにあるので、はやいところ見たいと思う。
面白かった!
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