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イグアナの夜のhoneyhollowのレビュー・感想・評価

イグアナの夜(1964年製作の映画)
4.5
諦念と狂気が共存するリチャード・バートンの危うい色気。エヴァ・ガードナーの外連味のない情熱。冷静なるデボラ・カーの屹立。不気味さと享楽を体現するマラカスビーチボーイズ。全編をメキシコの湿度が拍車をかける疲弊感が支配するけど暗さに陥らない語り口が麻薬のよう。そして死という永続を得るシリル・デレバンティの明瞭さがその夜を劇的にしていた。Wise Bloodみたあとなのでよりグッときた
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