貧しい花売り娘のイライザが、言語学者のヒギンズ教授に出会い立派なレディーに育て上げられていく。
作品賞に男優賞、衣装、撮影まで、アカデミー賞の主要な賞を総なめにした本作。
ただの華やかなミュージカルではなく、言葉遣いや発音がどれほど品格に関わるものなのかを教えられる。
いつもどんな格好でも美しいオードリーが、ちょっと小汚くして乱暴な言葉を口にするだけでガラッと印象が変わるんだから驚きです。
それだけに、後半のオードリーは息を呑むほど美しい!
ジャケ写にもなっている競馬場へ行くときの機能性丸無視なドレス姿の神々しさ!
あんな大きい帽子をかぶって歩くなんて貴族も楽じゃないですね。笑
そして案の定、男尊女卑で独身主義なヒギンズ教授はなかなか好きになれませんでした。
最後の最後まで踏ん反り返りおって!!
フレディの方がよっぽどいい男じゃないか!!
いつの時代も優しい男は報われないですね…
フレディが幸せになれますように…