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マイ・フェア・レディのkazu1961のレビュー・感想・評価

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)
4.2
「マイ・フェア・レディ」
原題「My Fair Lady」
1964/12/1公開 アメリカ作品 2018-016
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
1965年第37回 アカデミー賞作品賞

オードリー主演の作品中でも好きな作品です!オードリー・ヘップバーンとレックス・ハリソンの息をのむほどの素晴らしい演技はほんと必見ですよね。
特にオードリーを観るには最高の作品。演技、表情、スタイル、ファッションどれをとっても愛すべきオードリーを堪能できます。
ミュージカルに忠実に脚本が作られて、音楽も同じものが使われ、完成度が高い作品に仕上がっていますよね。
少し残念なのは、ミュージカルの延長でもともとジュリー・アンドリュースの作品になる予定が興行面からオードリーが主演に選ばれました。そのため、「ジュリー哀惜の声」はやまず、この作品はアカデミー作品賞、主演男優賞、監督賞など9部門を獲得しているのに、ヘップバーンは主演女優賞にノミネートもされていないんですね。。
本作はそのストーリーから元祖「プリティ・ウーマン」言われてますが、ラブコメ要素はそこまで強くなく、むしろ人間の感情の繊細さ、男女間の対立、階級など、深いテーマに切り込んだ哲学的な作品となっているのが素晴らしいですよね。

ロンドンの花売り娘が一流の淑女に変貌していく姿をオードリー・ヘプバーン主演で描き、1964年のアカデミー賞主要8部門を独占した名作ミュージカル。アイルランドの劇作家ジョージ・バーナード・ショウの戯曲「ピグマリオン」をもとにした同名ブロードウェイミュージカルを、ジョージ・キューカー監督が映画化した。
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