みんと

マイ・フェア・レディのみんとのレビュー・感想・評価

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)
4.2
貧しい花売り娘イライザが一端のレディになってゆくシンデレラ・ストーリー。

やっぱりヘップバーンは美しかった!

もはや派手なダンスも派手な音楽も必要ない。
ただただ放たれるオーラと気品、それだけで十分満足出来る程の作品だった。
はっとする様な透明感と知的な顔立ちや立ち振る舞いには格の違いを見せ付けられた。

そしてなんと言っても衣装の美しさは圧倒的。
純白のドレス、ピンクのドレス、ジャケ写のドレス、身に纏う全ての衣装がヘップバーンの為にあるかのようで全てにうっとり。

イライザの変貌っぷりの見事さは勿論のこと、ビギンズ教授の心の変化も見ていて楽しかった。女性蔑視とも思える偏った価値観を持った教授がイライザに魅了されてゆく様子が滑稽でもあり、してやったり感もありでワクワクした。

とりわけクライマックスにかけての二人のテンポの良い掛け合いは最高だった。

鑑賞後の多幸感と言う意味においても、色褪せない名作と言う意味においても、決して裏切らないミュージカル作品だった。