マイ・フェア・レディのネタバレレビュー・内容・結末 - 2ページ目

マイ・フェア・レディ1964年製作の映画)

MY FAIR LADY

製作国:

上映時間:173分

3.7

あらすじ

「マイ・フェア・レディ」に投稿されたネタバレ・内容・結末

大1の時にローマの休日見てからヘップバーンほんとに好きなんだなあ〜😌
レディに変身した姿はもう綺麗とか美しいとかのレベルを超えてて見とれちゃった、、
3時間長いけど観て良かった!
あと個人的な話だけど去年方言学の授業取ってたくらい方言とか訛りに興味あるから音声学面白そうだなあって思った。
正直、イライザが最初に登場した時は、これがヒロインのオードリー・ヘプバーンか半信半疑になる状態だった。
というのも、オーラはないし、老けているという印象を強く受けてしまったから。

しかし、それが、ドレスを着ている競馬場のシーンから一気にひっくり返る。

身なりと共に振る舞いや言動も確かに変化していて、流石だと感心した。

また、同じ人間でも服装や諸動作を変えるだけで、人生変わるものなんだと思わされる。

金持ちになって、自由がなくなり窮屈でたかられる今より貧乏の方が良かったと嘆くイライザの父の姿も、何も感じずに素通りというわけにはいかない。

舞妓はレディを先に見ていたので、タイトルをもじっただけではなかったのだなという確認が出来たが、面白さには歴然の差がある。
字幕、大学の授業で何回かに分けて視聴。
な〜〜〜がいね!!(笑) 解説込みとはいえ15回の授業ほぼ全部“My Fair Lady”で終わるとは思ってなかったよ、すごいな(笑) イライザのお父さんの話もちょいちょい進行してるのと、ミュージカル映画やから歌が挟み込まれてる分もあって長くなりやすかったんやろうな…。しかし歌多くない?(笑) しかもほぼセリフみたいな歌ばっかりで歌いづらいやつも多くて(特にヒギンズの歌とか)、今のミュージカル映画とはかなり性質が違うなぁと感じた。これはこれで好きやったけど、自分で歌いづらくはあるからノリづらいっちゃノリづらいかな(笑)
でも面白かった〜!! この「面白い」は大笑いできたり話の展開が楽しかったりじゃなくて学問とか言語とかで非常に興味が惹かれるって意味の、funじゃなくてinterestingの意味で面白かった!!!(しゃらくせえ) 労働者階級の中でも最下層、花売り娘のイライザが言語学者のProfessorヒギンズにCockneyを矯正されていく話のまんまに、オードリー・ヘップバーンが最初はベッタベタな英語話してるのに矯正後はがらりと変わってカッタカタな綺麗な英語を話すのが堪らなく面白い…!! 好き!!! ていうかイギリスが好きで言語が好きでイギリス英語が好きで言葉(の違い)が好きなんやからこの映画が面白くないわけないんやて〜!! 好きに決まってるて〜!!!←
とにかくオードリー・ヘップバーンが美しくて、花売り娘の時も身なりは汚くても顔は綺麗やったから最初は「これだけ綺麗なら劇的に美しく変化する様子を見せるのは難しいのでは…?」とか思ってたけど、実際発音が綺麗になって、ついでに作法も身につけてドレス姿で登場したらめ〜ためたに美しくて、お人形さんみたいなとにかく人じゃない美しさで、やっぱり顔だけじゃなくて言葉や振る舞いも大切なんやと実感させられたね…! 流石オードリー・ヘップバーンだよ…!!
だからイライザの歌のシーンは大体全部好きやったな〜…!! “Just you a wait, Professor Higgins.”の歌もメロディとCockney発音がわかりやすくて好きやし、そこからのイライザが初めてちゃんと発音できるようになったシーンで“The rain in Spain stays mainly in the plain.”の歌を教授も大佐もみんな一緒に歌ってめちゃくちゃ喜んでるのも好きやし、嬉しくて嬉しくてこっちまで笑みが抑えきれないくらいのテンションのままベッドに向かいながら歌っちゃう、教授への恋の気持ちを少し匂わせた歌も好き!!(てかそこ一連が好き) そこは繰り返し観たいくらい好きやし、印象に残ったシーン!!
あと繰り返し観たいくらい好き、というかめっちゃ萌えたシーンはラスト前〜ラストにかけての一連のシーンで、教授のお母さんの家でイライザと会って話をするところとか(イライザが「あなたを好きになった」的なこと言ってて告白的なことしたのフォッ!?てなったし教授も「君は一人でも生きていけるだろう、私がそうしたんだから。でも私はどうなる?(≒君と一緒じゃなきゃ、君なしでは生きていけない)」的な発言してて満更でもなさそうで最初より明らかに優しさと好意が出てたの萌え)、でも結局通じ合えなくてイライザにめっちゃええ感じの歌歌われるところとか(この歌すごい良くてイライザ強くなってて好きやった)、教授は一人でイライザのいない寂しさを感じながらそれを歌いつつ帰るところとか(この時のヒギンズが今までのツンに対して明らかにデレててしかもこれまでに比べてメロディのある歌をいい感じに渋く歌ってて正直めちゃくちゃ萌え)、からのラスト、家で蓄音機から流れる矯正前のイライザの汚い発音を聴き彼女を懐かしむ教授→家に戻ってきていたイライザが蓄音機を止めて一言「ちゃんと顔も手も洗ってきたよ」→教授「イライザ、上靴(slippers)はどこだ?(舞踏会後、二人が仲違いするシーンでヒギンズがイライザに向けて言ったセリフ)」の流れとかがもう〜〜〜!!!!! 展開早い!!← けど良すぎる!!! 特にラストシーンは、イライザ「言葉も身なりも汚かった私からちゃんと変わったのよ」→ヒギンズ「そうだな、やっと分かったよ(もしかしたらずっと分かっていたのかもしれない)、道が別れてしまったあの頃に戻ってそこからまたもう一度やり直そう」という流れに解釈できて、そんな、そんな素敵でエモくてオシャレでイギリスらしさも感じられて、いや〜〜〜…イイ…!!! ほんま印象的というか、一回観たら忘れられない!!
まぁでもしかしキャラ的にどハマりするような登場人物が全くいなかったのは個人的に残念やったかな〜…! ヒギンズはとにかく自己中心的で男尊女卑しまくりの嫌な男やったし(いやまぁ先述したラスト一連の流れで今までの最悪なところ全部持っていかれそうなくらいではあったんやけどもやっぱり嫌な男という印象は拭えなかった)、イライザは努力家で頑張ってたのは可愛かったけど下品さと図々しさが際立って見えてしまって「色々やってもらってるのにそんな態度はどうなのよ??」とか恩を感じてないように思えてしまったからあんまり同情できひんかったし…。ピカリング大佐は基本ええ人で好きやったのに最後の最後、家出したイライザの特徴を電話で伝える時に瞳の色も髪の色も覚えてなくて(ヒギンズはちゃんと覚えてたんだよ、そこでもかなり好感度上がったしやっぱりちょっと萌えたよね)、ハァ〜〜〜???ってなったし…(^_^;)(笑)
だから個人的にはフレディがすごい好き(笑) お金持ちのお坊ちゃんやのにイライザのする下品な話とその乱暴な態度でイライザのこと好きになっちゃったり、ヒギンズの家までお花も一緒に持って来て誠実に出てくるの待ったり、そこで歌っちゃったり(笑)、もう笑っちゃうくらい可愛くない??(笑) しかもそこまでしたから絶対会えると思って歌いながら待ってた(イギリスでは一度断られてもう一回呼ばれた時に入れてもらえるのが普通)のに追い返されて、やっとイライザに会えた時には「言葉はもうたくさん! 愛は行動で示して」って歌われて(この歌めっちゃ好きやった)、馬車でお父さんに会いに行くの付き添ったのに見向きもされないまま結局振られるという…(笑) もう優しさ溢れててすんごい作中一イイ男かってくらいなのにめちゃくちゃ可哀想でだからこそめちゃくちゃ可愛いよね!? かわいそかわいい!!!(性癖)←
原作小説の“Pygmalion”では映画とまったく違っててラストはイライザとフレディが結ばれるから、このフレディの魅力は映画ならではやな〜と思った!(笑)
原作との違いとか言っておきながらちゃんと読んだことはないねんけど(^_^;)、1回目のお披露目がお茶会でじゃなくて競馬場でになってたり、それこそラストは映画ではヒギンズと結ばれたり、色々と改変されてるところがあるけどそれはそれで全部映画での良さになってて、『マイ・フェア・レディ』はもう原作とは別の一つの作品やなぁと感じさせられる。「フレディと結婚するのか、ヒギンズと結婚するのか」という問題については、作者の意図や作品の意味についてもガラッと変わる大問題やろうし、もちろん原作至上主義に則るならこの映画の改変はあんまりよろしくないんやろうけども、個人的にはどっちがいいとか悪いとかでなくどちらも素敵な作品やと思うし心に残る作品やから、両方を尊重して評価できたらいい、かなぁ…。原作ちゃんと読んだことはないねんけど!(笑) 原作に忠実なドラマもあるみたいやから、(もちろん原作もちゃんと読んでみたいし、)ドラマのほうも見てみたい!! 言語に触れられる面白くて良い映画です!!
レディとして振る舞うのが先か、レディとして扱うのが先か。これをみて姿勢を正される!
意地っ張りな2人、素直になってって何回も思った。ヘンリーの歌の歌詞がすっごく素敵で1番きゅんきゅんした。
......ええ、ええ...??そうきてこうきて、終わり方それ...?
これはかなり高評価、女と男の深いところを突いてる映画だ!って観てたけど、その終わり方はないんじゃない...? 笑えてきた 全く共感できない

とは言いつつ、気になったところ、残す。
貧しい花売り娘だったイライザは、マナーや女性としての美しさを学ぶためにヒギンズ教授の元へ勉強しに行く 毎日罵詈雑言浴びせられながら、トレーニングに励み、イライザは立派なレディへと変わる
彼は貧しい花売り娘のイライザを「汚らしい娘」と言い、自分のおかげでレディへと仕上がったイライザのことも「ドブネズミから”作られたレディ”になった」と言った

「レディと花売り娘の違いは、女の作法ではなく、男の態度で変わります」

貧しい花売り娘である時と美しいレディである時の二つの世界を経験したイライザだからわかること
どんなに貧しく汚い娘でも、男性が紳士的な態度を示せば、彼女は立派なレディなのである。全くその通りだと思った。
ということを何も理解していないヒギンズにイライザはグサッと言ってやって彼の元を離れ「えらい!イライザ!」とまでなったのに(同じ女として誇らしかったのに)結局そんなヒギンズの元へ帰るイライザ......意味がわからない

気になったカット
競馬場での悲劇から「あと6週間で舞踏会だぞ?」と大佐が言ってるシーン、会話の途中でその6週間後へすっ飛んだの、繋がってはいるけどかなり強引なことを...と思った 確かに6週間の厳しい練習はわざわざ描かなくてもその前に十分描いてるから観客は想像できる状態だけど すごい思い切った...
そして今までオードリーが出てるミュージカルはなぜかオードリー歌が下手だったから「もしやあんまり得意じゃないのかしら」と思っていたけど、オードリー歌上手いと今作で思った
いまいちかなぁー。オードリーはローマの休日が最高です。

ただ、みんなツンデレすぎてかわいい。
イライザパパの「運が良けりゃ」はチキ・チキ・バン・バンの「栄光のバラに」を思い出させるコミカルさで楽しい。こういう昭和臭漂うスーダラ節的なおやじキャラって万国共通の懐かしい親父像なんだろうか…。それよりもまたか!と思ったのが、うら若き純粋無垢な乙女が同世代のイケメンをさしおいてかなり年の離れたのオッサンに熱を上げる、というオードリー得意のファザコンベースな役どころ。かの時代の流行りだったのか、いやいつの時代も「若い生娘にモテモテなチョイ悪な俺」が妄想激しいオヤジの夢であることに変わりはないが、かつてはいわゆる玉の輿こそが女性にとって成功人生の王道として広く社会的に認知されていたということだろうか。それにしても長かった。
ドレスを着たオードリーヘップバーンを見て、女の人が綺麗になるのを見るのが好きなんだなって改めて思った。"先生"が荒い言葉使いを直すように教育するのをちょっと皮肉っぽく撮ってるように感じた映画だったけど、実際使う言葉や身振りで人間は判断されるよな〜と思う。あと服。

映画の最後の方でヘプバーンが「恋人にしてほしいなんて贅沢は言わないから、せめて対等に扱ってほしい」「あなたの近くに居られるだけでいい」みたいなことを言ってて、いじらしいなーーーー!と思った!けど、もうちょっと図々しくなってもいい気もしてイライラもした。それとも、時代的に身分違いの恋は私が考えている以上に御法度なのか…。
あと、ぬるっとした終わり方でもやもやした。あと、歌が上手だったしザ・ミュージカルって感じじゃないのが好きだった。
1964年米。原作はG. B. ショウの『ピグマリオン』(1912-13)。原作題名はギリシア神話のキプロス王の名前。彼は自分が作った像に恋し、アフロディテがそれに命を与えて妻とさせた。神話と異なり、ショウは「一生ヒギンズのスリッパを取ってくる人生と、フレディが彼女のスリッパを取ってくる人生」のうち後者をイライザに選ばせ、彼女がフレディと結婚し花屋を経営する後日譚を書いた。「スリッパはどこだ?」と聞くヒギンズを、直立した主人公が下目遣いで見る映画の結末は、彼女が完璧な彫像になってしまったようで恐ろしい。
英語の発音の勉強してる身からするとさらに楽しめた。
オードリーが言葉遣いを改めていくことで上流階級のレディに変化していくのが圧巻やった。
オードリーの映画ではめずらしく、恋愛は最後までもどかしかった。