激情型ベティと彼女を愛し続けるゾルグの物語。
本能の赴くまま愛し合う二人はいいんだけど、衝撃的な話。
185分あるインテグラル完全版しか見てないので、2時間版はどこがカットされたのか気になりつつそのまま。
ベアトリス・ダルがめちゃくちゃ可愛い。後に「屋敷女」であんな役であんな姿見るとは思わなかったな。
気ままに暮らしていたゾルグが魅力的なベティと出会い、愛を育んでいくのだけど、奔放すぎて激しすぎるベティはちょいちょい想像を絶する行動を取るから見ている側もヒヤヒヤする。
それでもゾルグは彼なりに彼女を守ろうとし、ベティはゾルグの作家としての才能を信じている。基本的には愛し合ってるカップルなので、なんとか幸せになってほしいと願う気持ちに。
ベティの突飛な行動を抑えられれば二人に未来はあったのだろうか?でも全部ひっくるめてベティという女性を愛していたのならこのままでいいんだろうな?とかいろいろ考える。
ベティの行動、ゾルグの決断、ああなってしまったらあの結末もあり得るなぁ。
情熱的だがあまりに破滅的なベティだった。
美しい映像とショッキングなストーリーに引き込まれて心揺さぶられてしまう映画。