丽遥

市民ケーンの丽遥のレビュー・感想・評価

市民ケーン(1941年製作の映画)
3.5
記者は一人の人としてのケーンを追い求めようとするけど、それが簡単に出来ないほど既にケーンは一個人を離れてしまった感があるな、、愛し方も分からないし、愛されるとはどういうことかもわからん可哀想な人😭

バラのつぼみは幼年時代に使ってたソリの柄?だったのかな。親元離れるのが悲しくて大人に投げつけたソリはケーンにとって一人の人間としての最後のよすがだったのかもしれん。スノードームもまた幼い頃に由来するもので、だからスノードームを見てローズバッドと呟いたんじゃないか、、

インタビュー相手の背後にあるケーンの肖像とか、異なる空間を同時に映す構図とか、動き回るカメラがすごいとされてるんだろうなー自分はあまりハマらなかった
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