映画ランキングが上がると必ずあがるこの作品。
世界の傑作映画シリーズもちょっと見てみようかなと思いつつも、なかなか見ることなく。
この度、オーソンウェルズも初めて見ました。
なんか偏見なんですが、昔の名画なんて聞くと、素晴らしき哉人生みたいな作品を想像していまいます。そしてケーンさんが立派な方という内容なのかと思っていたら全然違う。
大富豪ケーンの最期のことば、薔薇のつぼみ、その言葉の謎を追うストーリー。
そんなわけで、ケーンが今はいない。
ケーンの周りの人物の話から序盤に浮かび上がるその人柄と人生。
ただし、ケーン自身の気持ちが語られることはなく、また友人達の心情もその出来事から推察されるものだけで、そのほとんどはこちらに委ねられている。
けっこう退屈だったがシンプルでいて、伝えたいことはすべて伝わる。そしてラストで心をがっちりそんな感じだ。
映像もすごいようなのですが、俺的にはスノードーム最強！と顔にかかる影がかっこいいな、そんな感じでした。
詳しい人のレビューなんかを聞いてみたいもの。
その後、軽くオーソンウェルズについて調べてみると、
いろいろな逸話が出てきて面白い！まったくとんでも野郎！そして才能があるだけにさらに厄介笑
この映画も、当時のメディア王ハーストという人をモデルにしたとかで。そんな話を聞くとこの映画の見え方も変わってくる。
また最近見た、マーズアタックもこの話だったのかと。
