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市民ケーンのabx155のレビュー・感想・評価

市民ケーン(1941年製作の映画)
3.8
成功と引き換えに孤独になっていくメディア王ケーンの物語にして映画史に残る傑作。
成功者の悲しさを描いた様々な映画の元祖的存在となっている。
手法的にも、複数の語り部からケーンの人柄を描いていくのは黒澤明の「羅生門」を思い出した。
2番目の妻スーザンに痛烈な言葉を浴びせられるケーンが切ない。
人生で追い求めるべきなのはお金だけじゃない。映画は古くても普遍的なメッセージは今でも響く。
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