MiYA

市民ケーンのMiYAのレビュー・感想・評価

市民ケーン(1941年製作の映画)
2.5
久々の視聴ですが、「壬生義士伝」や「永遠の0」とか、故人の友人らを訪ねて、その言葉から故人の姿を浮かび上がらせるという手法はこの映画がルーツだったのかなぁという新たな発見がありました。

でもやっぱりこの映画の良さがわからない…。主人公の造形はそんなに変わったものとは思えないですし(当時25歳というオーソン・ウェルズの若さには驚くばかりですが)、主人公の最後の言葉「バラのつぼみ」の意味が明らかになったときの「がっかり感」はやはりいかんともしがたい。
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