スギノイチ

オレゴン大森林/わが緑の大地のスギノイチのレビュー・感想・評価

3.4
ポール・ニューマン監督によるプロレタリア映画。
かつて”トム・ジョード”だった老人と、『ハッド』だった青年。
労働が生活手段を越え、実存行為になっている一家。
町中でチェーンソーを振り回したりと、一歩間違えばホラー映画の悪役として扱われるレベル。
中でもリチャード・ジャッケルのエピソードはトラウマ級。

マイケル・サラザンの役はピーター・フォンダに宛書きしたような役だし、いっそキャスティングしても良かったと思うが、それじゃ『黄昏』みたいになっちゃうか。
スギノイチ

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