雨

日本春歌考の雨のレビュー・感想・評価

日本春歌考(1967年製作の映画)
3.0
大島渚監督中期の異色作。性の歌、アメリカの軍歌、色々な歌が色々な感情に寄り添って歌われる。空想の講堂で魅力を感じた女子を犯す、その体を実際に目にした時の大学生たちの目。何と言ってもラストシーン、表現を豊かに楽しみ実験的な作品を打ち出していた大島監督の事がもっと知りたくなった。「夏の妹」同様、やはり作品に政治が色濃く絡んでくる。映画のこと、時代背景のこと、もっと勉強したい。
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