不死鳥の川

フォーン・ブースの不死鳥の川のレビュー・感想・評価

フォーン・ブース(2002年製作の映画)
3.6
突然電話ボックスにかかってきた電話を取ったことから理不尽な状況に巻き込まれる雑誌編集者を描いたワンシチュエーション映画。

2020年286本目。久しぶりに2度目の鑑賞。

いかにも2000年代初頭の映画っぽいオープニングから始まります。電話を取ってからは理不尽の連続でさすがにコリン・ファレルが可哀想になりますが、犯人の不気味さを言葉に端々に表したり、警察や犯人との駆け引きや頭脳戦など、ワンシチュエーションものにも関わらず緊張感の続く演出は流石でした。

ラストは賛否両論あるかなとは思いますが個人的には嫌いじゃないです。ただ折角ならもう少し捻りが欲しかった気もします。とは言え会話だけのワンシチュエーションものでここまで飽きさせないのも普通に凄いと思います。
不死鳥の川

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