あおい

フォーン・ブースのあおいのレビュー・感想・評価

フォーン・ブース(2002年製作の映画)
3.0
何年も前に観て、私の中では「短くて面白い映画」の引き出しに仕舞いっぱなしになっていました。huluで見かけたので久々に観たけど、やっぱ面白い!

コリン・ファレル演じる「広告屋」のスチューと電話の男の会話を主軸にしているため、動的な要素がないように思うかもしれませんが、このシチュエーションでまさかこれだけスリリングになるとは。。
電話の男は、スチューの関係者や、無関係な闖入者達までをも操って、彼の虚飾を暴き、丸裸になることを強要する。そしてスチューは。。

ってかんじのストーリーですが、この映画の好きなところは冒頭と最後に挿入されている、電話の電気信号が回路を走って、衛星に飛び…っていうところ。
この世には神さまなんかいなくて、本編のスリリングなサスペンスも、ただのちっぽけな電気信号に踊らされた小さな生物の足掻きでしかない…ってかんじで、シュールでクールで、2000年代前半の覚めたかんじが現れているんだよなー。