Ryo

宇宙人ポールのRyoのレビュー・感想・評価

宇宙人ポール(2011年製作の映画)
3.7
「未知との遭遇」「E.T.」へオマージュを捧げた映画。

宇宙人とすらコミュニケーション取れたんだから我々人類もお互い仲良く取れるはず。というメッセージが伝わってくる

ただの映画ではなくアメリカ文化も描いており。ゲイに敏感だったり、自由の国とは言われながらもキリスト原理主義者や右翼の人達がいる。そんな中で理想のアメリカに来た2人はショックを受けるも想像の反映のようなアメリカ人的宇宙人と友達になれる。

ーなぜポールなのかー
聖書にでてくる聖者パウロから取っています。
聖パウロはキリストを信じるようになった途端目が見えなくなるもキリストによって直してもらいます。今作でも似たようなことが起こりキリストの縛りから解放されます。

ーイージーライダーへのオマージュー
焚き火をしマリファナを吸いながら宇宙について話すシーンはイージーライダーそのもの。人間は仲間割れしてるから宇宙人は寄ってこないと話しているが今作はまさにそんな内容の物語。
Ryo

Ryo