アツ

機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編のアツのレビュー・感想・評価

3.8
【主題歌かかるタイミング完璧か】
そんな1本。

3部作のラストは宇宙(そら)が舞台。

アムロがパイロットとしての才能
[ニュータイプ]に覚醒して無双状態。

激しさを増す戦闘。
虚しさが増す戦争。

頭と腕が壊れたガンダムが
天に向かってビームライフルを打つ絵面が最高にカッコいい。

ガンダムも大破し
アムロとシャアのラストバトルは肉弾戦。
この展開は熱い!熱いぜ!

殺し合う二人を止めに入った
セイラさんの叫びは心に響いた。

『その人が憎い訳ではないでしょう!』

戦争なんて国同士の争いであり
その特定の個人に対しての
恨み辛みがある訳でなし。
アムロとシャアも最初はそうだったはず。
戦争は多くの犠牲と虚しさを生む。

そして迎えるラスト。

主題歌[めぐりあい]が流れるシーン…
タイミングが完璧過ぎる。
ちょっと素で感動してしまった。

こういうお話だったのかガンダム!

骨太に描かれる人間ドラマがたまらない。

多くの人に愛される作品なのも納得。

もう少し他のお話も
追いかけてみようと思う。

めぐりあえてよかったよ、ガンダム。
アツ

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