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マリー・アントワネットの生涯のsoffieのレビュー・感想・評価

4.5
1938年劇場公開

モノクロ映画

マリーアントワネットとフェルセン伯のラブストーリー

ハリウッドの元祖看板美人女優ノーマ・シアラーと元祖二枚目俳優タイロン・パワーが共演した映画

中世ヨーロッパ王宮コスチューム映画大好きな私がマリーアントワネットの映画で1番ゴージャスで美しいと思った作品✨

ストーリーは「ベルサイユの薔薇」でも描かれた「フランス王妃マリーアントワネットとスウェーデンのフェルセン伯爵の恋」が中心に語られる。

仮面舞踏会で出会い恋に落ちてゆく2人。

明るく愛らしく好奇心旺盛なマリーアントワネットと夫で温厚で陰キャなルイ16世。
夫を尊敬してるマリーと妻を溺愛したいルイ16世だが2人は全く噛み合わない。

そこに白馬の王子様のように現れた長身で美男な北欧貴族のフェルセン伯爵はマリーの初恋にして人生最大の恋の相手。
そして2人の出会いはそのままフランス王室の破滅への道となる。

14歳でオーストリーからフランスに嫁ぎ37歳で処刑されるまでの23年間、王侯貴族の贅を極めた宮廷生活が描かれた豪華絢爛な映画。

コスチューム映画は豪華さが勝負!!
この映画を観たら1980年以降に制作されたヨーロッパ宮廷映画が可哀想になるくらい豪華!!!!✨✨✨
モノクロなのがとても残念!!

ノーマ・シアラーという女優さんはカナダの芸能一家出身で美人コンテストの優勝者、ハリウッドのプロデューサーの目に留まり看板女優になりプロデューサーと結婚した王道のサクセスストーリーの持ち主

モノクロ映画にアールヌーボー調のお顔が古典的で「古…」と最初思ったが、1930年代、彼女の売りは「上品な気品溢れる美しさ」✨だったので映画を観たら
「あ、ハプスブルク家のお姫様ってこんな感じだったのかも」
と思うくらい(良い意味で)浮世離れして可憐で愛らしくキラキラしている✨

相手役のタイロン・パワーはイングランドとアイルランドの血を引く芸能一家出身でアラン・ドロンやアントニオ・バンデラスが演じた「ゾロ」を最初に演じた2枚目俳優。
グレゴリー・ペックや「王様と私」のユル・ブリンナーの先輩俳優。

このFilmarksアプリで今まで観た映画とこれから観たい映画を調べられる様になり、同時にどれくらいの人が注目しているのかも分かる様になり、私の大好きな中世ヨーロッパ王宮モノはマニアックなカテゴリーなんだと今更気付いた今日この頃😭😔

レビューを書いたらイイネを貰いたい、イイネを貰うには「人気の映画」のレビューを書く方が良いのは分かったんだけど…。
どうしても推し映画のレビューが書きたい!
そして私の推しカテゴリーはオタクカテなんだと知り(オタクは構わない、だって腐女子だし)オタクカテの映画はなかなかイイネ貰えない難しさ…、でもアプリの隅っこで布教活動のつもりで細々零細レビューを書いていこう。

モノクロ映画で「これカラーだったら物凄く豪華なんじゃない!?モノクロでもビックリするくらい豪華!!」と思ったのが、この
「マリーアントワネットの生涯」とヴィヴィアン・リー主演の「美女ありき」実在したエマ・ハミルトンを演じためちゃくちゃ豪華な映画。

宮廷コスチューム映画って素晴らしい✨
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