安井文

PASSIONの安井文のレビュー・感想・評価

PASSION(2008年製作の映画)
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始まって10分で混沌とした関係が滲み出す。
会話しているだけでも情報量がただならない。
2時間ほどの間に描かれる濃密な会話と触れ合い。
さして動きのない画面だが、食い入るように見つめて目が離せなかった。
これが大学院の終了制作作品というから言葉もない…
ますます惹かれる。

濱口竜介監督は本当に役者の魅力をうまく引き出す方だと改めて感じた。
よく言うキャラがハマってるとは全然違う。
スクリーンの中で“その人”が生きていると感じるのだ。
演技しているようには感じない。展開に予定調和も感じない…。

感じたことをうまく言語化できず参ってしまう。