PASSIONの作品情報・感想・評価

PASSION2008年製作の映画)

製作国:

上映時間:115分

4.3

あらすじ

「PASSION」に投稿された感想・評価

も

もの感想・評価

3.1
薄ら寒い「感情」演技に流されることなく、全員がうわごとのようにセリフを述べていく。表情が失われていくが、それがむしろ「本音」を浮き彫りにさせているのだ。
教室シーンの怖さはすごい。

「寝ても覚めても」、見たいんでアマプラに追加してください。
犬

犬の感想・評価

5.0
再鑑
Timewalk

Timewalkの感想・評価

4.0
2018.9.30 キネカ大森
塩

塩の感想・評価

5.0
最っ高。全編に暴力が滲んでる。本音ゲームから決定的な言葉を発する瞬間に横切るトラック。教室のシーンにぞくぞくする。濱口竜介はすごい...
はし

はしの感想・評価

5.0
最初の男性たちの馴れ合いはカサヴェテスを感じた。

一番好きなシーン。
ゲームのシーンのカット割りの気持ち良さ。言葉の掛け合いでだんだんと暴力性を帯びているのが良かった。

それにしてもトラックのタイミングは最高。
芸大大学院修了作品の本作には、すでにのちの濱口監督の特徴のおおくが出揃っている。
きわめてバランスよくまとめられた名作。
一室で行われる「本音を言い当てあうゲーム」は、演技論そのものに置き換えることも可能だ。

いずれもよい俳優が揃っているが、河井青葉の存在感は特筆すべきもの。
終盤の長回しの濃密さ、そしてそこに突然あらわれる(ほんとうに偶然だそうだ)トラックの奇跡。
Seba

Sebaの感想・評価

-
冒頭のフェイスつなぎ、気まずさ、部屋の間接照明、街の灯り、、、まんまカサヴェテス

を、自分がやりたいことのために冒頭で掴みとして利用してるのは鼻についたが、

それでも文句なしにおもろかったわ
まあ、同じことがやりたいとは寝ても覚めてもでも感じた甚だ思えないが
りっく

りっくの感想・評価

4.5
濱口竜介の『PASSION』は、厖大かつ必ずしも「自然」ではない台詞の応酬を通じて「日本映画」の通念を爽快に破壊する。それでいてお仕着せの企画も難なくこなすであろうと予想させる演出力が頼もしい。俳優たちがみな過去の出演作とは比較にならぬほどいい顔をしているという事実に世間はもっと驚くべきだ。
20代の終わりを迎えた若者たちの精神的危機を、デプレシャンを思わせる辛辣な台詞の応酬で描き切った傑作。

短いカット・バックによる終盤の男女の「本音ゲーム」。
工場の白煙を背景にした超ロング・テイクの最後で決定的な言葉が漏れ、画面をトラックが横切る瞬間が凄まじさ。
体を求める彼女に圧し掛かられながら、茹でたパスタの具合を気にする男の視線。
「暴力」を赦すには殺されても仕方がない、そのくらいの覚悟を持たないと人間は外からの暴力の連鎖によって殺しあうことになるという持論によっていじめられっ子を助けようとしたが、その子を含めクラス全員が最近自殺してしまった子に暴力をふるっていた事実が露呈する瞬間。本作は本当に身震いするような映画的な瞬間がいくつも用意されている。

精神を象徴するヒロイン河井青葉が圧倒的に素晴らしい。肉体を象徴する占部房子との間で、男たち(岡本竜汰、岡部尚)は、その二点間を往復することになる。単純なパートナーの取替え劇を混乱させる道化役としての渋川清彦も見逃せない。とにかく役者のすべてが胸を打つ好演である。

30代を目前に控えた数人の男女の関係が、ある一夜を経て徐々に変容していく……。このような粗筋だけ聞けば、おのずと「セックス」を連想してしまうのは私だけだろうか。嬉しいことに、その安易な予測はものの数秒で裏切られる。

まずこの眼に飛び込んできたのは、どこか倦怠感を纏った街、ガスタンク、そしてそれらを見下ろす丘で乾いた土を掘り起こす男、墓標の前で手を合わせる黒服の女の姿である。ここに性的な空気は一切漂っていない。しかし、どうだろう。女が男の持つスコップを譲り受けようとし、それを遠慮されると、じゃあその代わりにと言わんばかりに、男のズボンに付いた砂埃を払い除けてやる。この瞬間、密封されていた性の香りが一気に放出され、画面の隅々までを支配する。

本作『PASSION』の魅力と監督・濱口竜介の見事な演出力を語るなら、もうこれだけで十分である。濱口竜介は引き続き、セックスそのものの描写を恥じらうように避け、それでいて順々に登場する男女の組がそれぞれ間違いなく肉体関係を持っているのだろうと信じ込める絶妙な距離感を臆面もなく提示していく。

だが、それだけでは終わらない。緻密なショット構成の合間に突然、異質な何かが絡んでくるのを感じたら、そこからが真の始まりだ。挙句の果てには、これまでを無に帰すように、“愛”の営みからかけ離れた“暴力”が頻発する。しかも濱口竜介は、その者——“愛”と“暴力”——すら、すでにどこかで契を交わしていたことを明確にしてしまうのだ。

己の映画がいつどうなろうが、それが己の選択ならば何も問題はないという清々しい身勝手さを、監督・濱口竜介は(幸運にも)持ち合わせている。いや、もうこのさい彼を「映画作家」と呼ぼう。その冷静な狂人の眼差しを我々はスクリーンを介し体感し、身震いすることだろう。
j

jの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

顔のアップが多い 少し長いなと感じたが会話は安定の面白さ 後半に向けてどんどん本心をさらけ出していく様が見てて気持ちよかった 思ってることはすごくシンプルなのに大人たちは見栄やプライドで回りくどくするよね 汚いものたちがどんどんはがされていって、最後に朝日の真っ白な光に包まれた2人は美しかった 学校のシーンでの話が興味深い 濱口監督はずっと自己と他者を意識してるんだな ずっと死の影があったのは何を意図してるんだろう じわじわと良かったなって感じる映画だ
trafa315

trafa315の感想・評価

3.5
言葉は多いけれど『寝ても覚めても』につながる断片が見られたような気がした。明日はハッピーアワー1/3。
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