マッサージ屋

はだしのゲンのマッサージ屋のレビュー・感想・評価

はだしのゲン(1976年製作の映画)
3.0
昭和20年4月の広島。
国民学校2年生の中岡ゲン(佐藤健太)は下駄職人の父親・大吉(三國連太郎)、母親・君江(左幸子)ら家族6人で仲睦まじく暮らしていた。
しかし大吉が町内の竹槍訓練で戦争を批判した事から家族全員が「非国民」と罵しられ、さらに警察に大吉は逮捕されてしまう。
それでも戦争に対しての批判は崩さない大吉。
やがて8月6日を迎えた・・・。

原作の漫画は小学生の時に市立図書館で借りて読みまくってましたね〜。
ちょっと前に図書館に置く事が問題になってましたが、「なんで?」と思う。
戦争の悲惨さ、原爆の恐怖等を漫画を通じて学びましたからねぇ。
凄くいいきっかけになったけどな〜。

さて、この実写版映画。
正直クオリティは低いです(^_^;)
子役の演技や台詞のグダグダした感じはキツイものがあります。
その分三國連太郎や左幸子らが上手く締めてはますが…。

それより原爆投下後の凄惨なシーンは確かにトラウマ級。
衣服や皮膚がただれて歩く人々等は漫画よりもインパクトありました。

でも…今の映像技術や脚本でリメイクしてもらいたいな〜ってのが素直な感想です。
ちょっとコレではもったいない。