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果てなき船路の犬のレビュー・感想・評価

果てなき船路(1940年製作の映画)
3.0
冒頭から陰影の濃淡が強く、ウォードボンドが吐いた紫煙の輪っかが官能的。シーンが闇夜になれば陰影はより顕著であり、濡れた石畳や扉越しの娼婦なんかは最早真っ黒に近い。ストーリーは地味だが、とにかく陰影とローアングル気味の撮影にやられる。
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