浅野公喜

バニシングIN TURBOの浅野公喜のレビュー・感想・評価

バニシングIN TURBO(1976年製作の映画)
4.6
70年代カーアクションの中でもお勧めの作品。
個人的には日世ソフトクリームのニックンみたいな風貌のロン・ハワード監督(まだ役者もやってました)の記念すべき第一作で、原題を見るとあのゲームはここからタイトルを拝借したんでしょうか。

全編カーチェイスともいえる展開の中で色々なキャラが登場します。おバカで運転が下手なヒロインの婚約者、ハレルヤうるさい神父、クラシックカー乗りの若者二人、ビートルで飛ばすおば3、「デスレース2000年」にも出てて陽気なDJ(ロージャー・コーマン繋がり?ドン・スティールという実際に向こうでは著名なDJ)、ピックアップの荷台からダイナマイト投げるこち亀に出てきそうなおじ3・・等々。

ロールスロイスやポルシェ、そしてダッジ・チャージャー(またこの展開か)と、登場車種も豪華。

終盤もデモリッション・ダービー(車をぶつけあう競技)に乱入してそこでもカークラッシュ連発とサービス精神旺盛です(そしてまたその後にもおまけカーチェイスが・・)。
浅野公喜

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