走るちんぽこ

座頭市物語の走るちんぽこのレビュー・感想・評価

座頭市物語(1962年製作の映画)
4.0
最初の橋を渡るシーンで、映画が言おうとしてる事を描いている気がする。

素敵な人との出会いによって、人間の更生や、悪い人がいい人になったりなどを描いてるんじゃなくて。素敵な人に出会っても、そこから何かを汲み取る意思・力がない人にはそんな出会いも意味を持たないってこと。を描いていたのかな?って思った。

他人が亡くなった時に、自分で殺生(魚釣り)を禁じたり、通夜のつもりで酒をのむ。

今までみた時代劇で、決闘のシーンではただ単に男共通しが戦うとこしかなかったけど、これは被害を受ける農民の女性と子供、老人。ヤクザの縄張り意識のために被害を被る弱い立場の人も描かれていた。