なすび

座頭市物語のなすびのレビュー・感想・評価

座頭市物語(1962年製作の映画)
3.0
これも例のバイトの人の好きな映画「僕古い邦画も好きなんですよね、座頭市とか」って言われて知識の浅い私はとっさに「あぁ北野武の!」って言って恥かいたよね☺️「そっちじゃなくて勝新太郎の方、僕の父親がすこし勝新太郎に似てるんです」って…こういう会話と映画が絡むのが自分にとって大切なことなんです

何気に初三隅研次!ずっと気になりつつ時代劇って尻込みしてしまって見てなかった。昔の邦画はとにかく字幕をつけてほしい、言葉回しがちょっと聞き慣れないから耳に入りにくいんです。音質は良いんだけど!

思ったよりめちゃくちゃ静謐で画にこだわっていて白黒特有のかっこよさがビシバシで痺れまくりました、ほんと終始淡々としてるのが好き。真っ向勝負でぶつかってきてる感が潔いです。もはやベルイマンぽさまで感じてしまった…
殺陣のシーンがめっちゃくちゃかっこよかった!!!一瞬で勝負が決まる早斬り…すんごい、息を止めて見入ってしまう!惚れた

勝新太郎は眼が印象的なのに目を閉じてるキャラなのがなんか面白いね。坊主で目閉じてると熊さんみたい(?)体格いいなぁ頭丸いなぁこの人って思いました。

おたねさん役の人とても綺麗
「夕陽のガンマン」のイーストウッドに対するリーヴァンクリーフ的な平手さんかっこ良かった、「しょうもねぇ奴に斬られるよりお前さんに斬られたかったよ…」みたいな台詞が痺れるねぇ

やたらと!!!おでんが!!!美味しそうで!!!お腹が空く!!!ああいうお店のおでんが!!!たべたいいい!
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