デイジーベル

悪魔のいけにえ2のデイジーベルのレビュー・感想・評価

悪魔のいけにえ2(1986年製作の映画)
4.1
″チェーンソー″と″ハンマー″の魅力に取り憑かれた者達の生き様を描いた物語。

●チェーンソー派●
「レフティ(デニスホッパー)」
チェーンソーの魅力に取り憑かれた、復讐に燃えるレンジャー隊長。(その為なら手段は選ばない残酷な一面も)
なんと″3つ″ものチェーンソーを同時購入だ。(しかも丸太試し切りではあまりの使いっぷりに、訝しげだった店主も笑顔で「YEAH!」と叫んでしまう程だ。

「レザーフェイス(ババ)」
最早、チェーンソーの代名詞とも言える殺人鬼。(チェーンソー愛は勿論だが、今作ではチャーミングな一面(恋心)も見せてくれる。その不器用ながらも一途な恋の結末やいかに…)
チェーンソーを用いたダンスは必見!


●ハンマー派●
「グランパ(父親)」
職人芸とも言われたハンマー使いの達人。齢137歳とも言われているが、老いてなおそのハンマーさばきは天下一品と言われている。

「コック(ドレイトン)」
とにかく美味しい肉を提供(グランプリを獲得している)してくれる、家族で唯一定職に就いている稼ぎ頭。チェーンソーとハンマーの二刀使いらしいが、本作ではハンマーを使用する。(手榴弾も所有しているという噂もあるらしい)

「チョップトップ」
音楽をこよなく愛する、電話でリクエストすら出来ない内気な男。頭が常にカユイらしい。(カツラという噂有り)
得意技はハンマーと会話のコンボの連続技だ。

●??????派●
「ストレッチ(ヒロイン)」
″叫び声″と″太もも″に定評があるカリスマDJ。男にお願いされれば、結構な無茶も聞いてくれる尽くす女。(長電話も自分からは切れないタイプだ)
″骨″でも″皮″でも、気にしないでさわれるタイプ。

他にも″青春真っ只中の2人組″や″好きな女性と裏側で結び付く、生命力の強い男″などが物語の脇を飾る。この男達(女含む)のたどり着く先とは一体……?


前作とはある意味で別物として楽しんだほうが良いと感じる作品。
ポップコーン食べながら、ビール飲みながら観るのに最高。
ヘタな続編と違って″同じ監督″が撮ってる″完璧な″続編です。
ちなみに私はチェーンソー派。


【追記】20年以上前に見た時の面白さより相当面白かった…大傑作かも?!
Blu-ray最終盤にて鑑賞
映像が綺麗すぎてビビる。