しがい

悪魔のいけにえ2のしがいのレビュー・感想・評価

悪魔のいけにえ2(1986年製作の映画)
4.9
“They live on fear... They live on fear !”

久しぶりに観たらめちゃくちゃ楽しかった♪ 1作目と同じくらい好き。
あの不穏さは皆無だけれど、ビル・モーズリィ演じるチョップトップの登場で一家の狂ったテンションがより強烈になっております。
彼の煽りフレーズはKiss my assでもSuck my c⚫︎ckでもなく“Lick my plate(おれのプレートをきれいに舐めな)!”。頭のプレート周りのウミをほじくっては食べる変態…。
このキャラクター、ソーヤー家の中で最も“生理的に無理(笑)”なんですが、圧倒的な存在感を見せつける演技は素晴らしいですね。キモイですがよく歌う無邪気なところが可愛い。

ババくんはヒロインのストレッチに恋したりかばう仕草をみせたりと、人間らしい一面を覗かせてかなり好感度アップ。
チェーンソーを頭上にかかげて「あ"あーーー!」と叫びながら頭を揺する仕草が繰り返されるの好きすぎる(笑)
ドレイトンも相変わらず隙だらけの兄弟のツッコミ役ですが、やっぱり教養が無いのでとある綴りを間違える場面が笑えます。

今作でもグランパのハンマー芸が見られるのは嬉しい。もはやファンサービスですね。宴会芸みたいなかけあいが最高です。

ラストではヒロインがチェーンソーダンスをしたり、1作目へのオマージュに溢れてる。思えば10年以上後の2作目なんだなぁ。まさかこんなにコメディタッチになるとは予想できなかったでしょうね。
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