群青

スタンド・バイ・ミーの群青のレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
2.5
作品によっては素直にノレた時もあったが、何故かこれは捻くれて観てしまったなぁ。

タイトルは「感動する」という意味の形容詞として使われていても過言ではない。
ドラえもんのタイトルにも使われたし。
観たことない人でも、このタイトルがつけば自然とこれは心温まるものなのかな、と思ってしまう力強さがある。これは作品自体が映画好きでなくても知ってるほどの超有名作だから。

自分はこれを知ったのは初代ポケモンでゲーム中、主人公のお母さんが見ているテレビ、という変なきっかけだ笑

それは置いておいて結論に入ると、自分はあまりノレなかった。スタンドバイミーというタイトルで否が応でも一夏の思い出というバイアスがかかってしまう。
てかまず、おれなら死体はとてもじゃないが探しに行かない。怖すぎだろ。
おそらくあの四人に混じっていたら誘いはなんとなくOKするだろうが、線路の橋で引き返すだろう。未開の地などやすやすと行ける場所ではなかったのだ。

ということで、僕の少年時代は何事もなく夏が終わってしまった。ストーリーすら始まらなかった僕にはこれは眩しく見えただけだった。
群青

群青