すず

スタンド・バイ・ミーのすずのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
3.8
子供時代は二度と戻らない。
そして、あの時のような友達はもう二度と出来ない…

新聞を食い入るように見つめる一人の男。
彼は新聞記事を見て、まだ幼かった頃のことを思い出していた。
彼の名はゴードン。
彼は12歳の夏、友達のクリス、テディ、バーンと共に冒険に出かける。
目的は死体を探す事。
そうして4人の冒険が始まった。

内気なゴードン、やんちゃなクリス、乱暴なテディ、のろまなバーン。
全くタイプの違う4人が、ケンカをしながらも協力し、大人になっていくロードムービー。
やんちゃだけど男気のあるクリスが、実は一番繊細で悩んでいて、将来についてゴードンと語り合っているシーンがとても印象深い!
短い映画だけど、内容はとっても濃かった!
冒頭でゴードンが読んでいた新聞…
クリスは夢を叶え、子供の頃から変わらず正義感に溢れた大人になったんだと思うと素敵!
誰もがあの頃に戻れる映画!

中学生の頃、英語の先生が授業の初めに毎回「Stand By Me」を聴かせてくれました。
今でもその歌を聴くと、中学生の頃の事を思い出します。
あの先生、とても粋な事してくれてたんだなぁって、とても感謝してます!
すず

すず