まさたろー

スタンド・バイ・ミーのまさたろーのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.3
それぞれの家族観、親子観、兄弟観を抱える4人の少年たち。
死体を観に行くという好奇心からの小さな冒険。
旅の最中、それぞれの考え方だったり、家族とのことを考えさせられたりしながら少しずつ大人になっていく。
そして、本当に大切なものがそこに確かにあった。
それを束の間だけれど短いあの旅路であの4人で共有出来たことが財産だという男の回想。
普遍的で、誰にでも遠い日というものがあるが、その過ぎ去った、でもあの時がかけがえのない時間であったと思える素晴らしい映画。